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| 銀の物理的な性質 元素記号はAg、元素番号47の金属。熱・電気の伝導性が高く、その加工性の高さから工業用に多く使用されています。白色の美しく柔らかい光沢を持っています。金属の性質である延性・展性があり、0.0015mmの箔とできたり、1gの銀は1800mの銀線にすることができます。天然に産出することもありますが実際には純度の高いのもは少なくて主に硫化物として産出することが多い。 |
| 銀の化学的な性質 銀は水や酸素に対しては安定しているので高い温度に加熱しなければ通常の状態では鉄のように錆びることはないのですが、硫黄や硫化水素や塩素に非常に反応しやすく黒色の硫化銀や塩化銀になります。これが一般的に呼ばれるいぶしというものです。 |
| 割金 銀は金属的には柔らかく、加工も簡単ですが純銀のままでは柔らかすぎるため銅を入れ硬さを増します。このように混ぜる金属を「割金」といいます。銀は千分比で表します。種類としては1000(100%)、950(95.0%)、925(92.5%)、900(90.0%)、800(80.0%)、750(75.0%)の全部で6種類あります。1000SILVER 純銀はサラと呼ばれます。(通常999以上でサラと呼ばれます) 950SILVER 銀950:銅50で割金をを混ぜた銀です。ジュエリーで使用されます。 925 スターリングシルバー。銀925:銅75で割金を混ぜた銀です。アクセサリーに使用します。900をコインシルバーということがあります。ちなみに貴金属として認められているのは800までです。 |
| 酸化と硫化 性質のところで触れましたが銀は酸化はほとんどしませんが硫化は激しくします。酸化してしまった場合は銀の中にまで錆びてしまい薬品でなくてはとることはまず不可能ですが(僕は体験しました。)硫化の場合は表面だけが黒くなるので普段のお手入れがしっかりしていればとれなくなることはありません。表面の黒ずみを取ればピカピカにになります。 |
| 簡単な手入れ法 手軽にきれいにする方法として、プラスチック消しゴムでこするときれいになります。 脂やほこり等の汚れは、使い古した歯ブラシに中性洗剤を少しつけてこすり、 汚れのひどいときには、ぬるま湯につけながらこすります。よく水洗いをした後、柔らかい布やティッシュペーパーで水分を十分に取って下さい。超音波洗浄もこの手の汚れには効果的です。 |
| それでもダメな時 それでも駄目な時は磨きましょう。専用の布(シルバークロス)で磨く、チューブに入った磨き剤(ウィノールなど)で磨くなどの方法があります。その他、銀専用の洗浄液に浸すだけというのもあります。speedipといいますがなかなか手に入りにくいです。専用の物を使わなくても磨くことは出来ます。ピカールやベーキングパウダーなどで磨けます。ピカールは布にとって磨き、 ベーキングパウダーは熱湯で溶かしてそこにアクセサリーを浸けておくと1晩ぐらいできれいになります。 汚れがひどい場合は洗浄をしてくれるお店にもっていくのも一つの手です。ここで気をつけてほしいのは石が入っている場合です。石は非常にデリケートなものですので薬剤や磨き剤などがつかないように気をつけましょう。 |
| 日常予防法 普段から使い終わったらメガネクリーナー等の柔らかい布で拭いたり、外気との接触を避けるためにビニールのケースにしまったりすることで黒くなるのはある程度防げます。またチェーン等をきれいにした場合、磨き剤がチェーンの間に残っていることがあります。そのまま首にすると擦れて磨き剤が服につき服が黒くなる可能性があるので、磨き剤はもちろんですが洗浄液やシルバークロスでふいた後も水洗いやティシューやきれいな乾いた布で拭いた方がいいです。日頃のお手入れがさらなる愛着を生むと思います。 日常における硫黄の存在 日常生活で身近にあるものの中にも変色の原因になるものを挙げていきます。 卵や、玉ねぎといった食品の影響で変色を起こすこともあります。また、硫黄を含んだガソリンを燃焼させた際に発生する亜硫酸ガス(排気ガスってことです)によっても当然変色がすすみます。またパーマ液は成分に硫黄化合物やアンモニアが含まれていますので、銀に付くと硫化反応をおこし黒く変色します。化粧品に含まれている界面活性剤(ほとんどアルキルエーテル硫酸エステル等)にも硫黄分があり、変色の原因になります。化粧品には、水分と油分が同時に含まれていますが、この水分と油分を分離させず乳化させることが必要なため界面活性剤が含まれています。ヘアーシャンプー、台所洗剤の主成分として界面活性剤が含まれていますので、これも銀の変色の原因になります。できればお皿洗い中は指輪を取った方が黒くなりにくいってことです。輪ゴム等のゴム製品(合成ゴムも含む)は、ゴムの伸縮性を良くするために添加されている硫黄化合物と空気中の水分が反応して硫化ガスに変わり銀を変色します。 |
| 日常の変色原因 塩化反応の変色の一例としては、ドライクリーニングをしたばかりのセーターに銀のネックレスが接触して変色してしまうなどの例があります。これは、ドライクリーニングの処理液として塩素系有機溶剤が使われているためで、セーターに残留したこれらの塩素系有機溶剤の塩素イオンが銀と結びついて変色被膜が出来たと考えられます。家庭用の漂白剤にも注意が必要です。漂白剤を使用する時には銀のアクセサリーは手から絶対に外さなくてはなりません。家庭用の漂白剤のほとんどは塩素系で、やはり、塩素が銀と反応して塩化銀の硬い被膜をつくり光(特に紫外線)にあたると被膜が黒く変化します。この被膜は、シルバークリーナーなどでは簡単に落とすことが出来ません。同様に海水浴などでも出来ればシルバーのアクセサリーははずしておいたほうが良いでしょう。 |
| 黒くするには(いぶし) 普通に使っているだけでも黒くなるのですが意図的に黒くしたい場合は、硫化を起こします。硫化を起こすには六一○ハップ(ムトウハップ)という薬品を使います。薬局に売っている温泉の元です。(1kg入りの透明ポリ容器に茶色の液体)お値段は千円位です。これを紙コップにキャップ1〜2杯入れて、熱湯で割り、その中に黒くしたいアクセサリーを入れます。室内でやる場合、硫黄の臭いがかなりキツイですが換気扇を回してすれば大丈夫!ダメであれば、ベランダでやりましょう。漬けておけば硫化銀の皮膜の厚さによって、薄いときは黄色、次に茶褐色に変わり、更に皮膜が厚くなると黒色になります。好みの色になったら取り出し中性洗剤で硫黄臭くなくなるまでよく洗います。ここで硫黄が残っていると磨いても磨いても黒くなるという悲惨なことになるので注意が必要!洗い終わったらタオルやドライヤーで乾かし、光らせたいところを磨く。磨く中でこまめに水洗いした方が先ほどの悲劇を回避できるでしょう。これでできるのがいわゆる「いぶし銀」というもの。ただし石が付いているものは絶対に硫黄の海に投入しないで下さい。どうしてもいぶしたい人は筆などで石以外の部分に硫黄を重ね塗りして下さい。 |
| 黒以外の着色法 黒以外に着色できないかと考える人が多いと思いまが、簡単な方法としてマニキュアを使えばで出来ます。ただし表面はダメ!、できるのは溝!まずは薬剤などで溝まできれいにし、溝の周りにマニキュアを塗る。乾くまで待ち、除光液をティシューに染み込ませ周りを拭いて余計なマニキュアを取除きます。この時コットンでやると溝までコットンが届いてしまい一緒に色がとれてしまうので注意が必要。石にもマニキュアが付かない様に気をつけましょう。これで好きな色が付けられます |
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